ワットポー観光の後は、「チャオプラヤー川を見ながらランチ出来るところを探そう~。」と
リバーサイドのオシャレ系レストランを探していたのです。

夫が「川沿いのオリエンタルホテルにオシャレそうなんがあるで。」と
グーグルマップで行き方を検索していると、スススッとタイの人が横へ…

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「どこから来たの?」「どこへ行くの?」「困っているの?」と色々とカタコト英語で話してきます。

私も警戒心丸出しのカタコト英語で返答していたのですが、夫が「オリエンタルホテルってどう行くの?」と
その人に聞き始めると、その人は顔をパッと輝かせて

「船で行けばいいよ。ここからトゥクトゥクで20バーツくらいの乗り場で
舟に乗ってオリエンタルホテルの所で降りたらいいよ。
そして、その船は川を真っすぐじゃなくて、水路を通って観光しながら行けるよ。
大きな船では行けないよ。」的なカタコト英語、カタコト日本語で地図を見せながら説明します。

あぁ、セールスにキャッチされた瞬間でした・・・

チャオプラヤー川クルーズのセールスに遭遇

私が「え?なんて??わからへん。船で行けるんか??」と聞くと
「そうそう、【カワ、カワ、カワ】」と地図で熱心に説明中です。

「カワ、カワ、カワ」

夫が「時間はどれくらいかかるの??お腹すいているねん。」と言うと
約1時間半くらい…そしてオリエンタルホテルで降りられるように、船に言うから~。な感じで
【カワ、カワ、カワ】を繰り返してくれます。

この【カワ、カワ、カワ】が、タイ旅行で夫と共通のネタになるくらいの
【カワ、カワ、カワ】攻撃でした。

夫と「まぁ、チャオプラヤー川クルーズもしたかったし、1時間半後のランチでもいいっか。」
と、とりあえずは船乗り場までトゥクトゥクで行ってみました。

一昨年のプーケットではトゥクトゥクは軽自動車を改造した感じだったのですが
バンコクのトゥクトゥクは、バイクの大型に荷台を付けた感じのテレビでお馴染みの
トゥクトゥクでした。(豆知識??)

船乗り場到着

船乗り場で値段を聞くと「1000バーツ」です。
この時点で、私たちは両替を最低限の両替しかしていなかったので
現地のお金がなかったのでした…ゆるゆる旅行なので、いつでも両替できる~と
のんびりとし過ぎていました・・・

「ごめん、お金ないわ。」とカタコト英語で話すと、両替所まで送ってくれると
言われました…きっと「プアー ジャパニーズ トラベラー」だと思われていたはず。

まぁ、この時点で高いのでやめても良かったのですが 気持ち的にはもう
チャオプラヤー川クルーズなので、行きたかったのです。

しかも真夜中に到着して、ワットポー到着までに体力の限界を感じていたので
思考も停止していた様子…日本の感覚で「まっいいっか」と乗船する気満々でした。

張り切って両替して、意気揚々と乗船です。

チャーター船でGO

乗り合いで行くのかと思ったら、夫婦2名のみのチャーター船です。
なんと贅沢な!!!!
大金持ち気分っ!!!!

 

決して綺麗な川の色とは言えない、黄土色に輝くチャオプラヤー川クルーズの始まりです。

ゴゴゴゴーっと、チャオプラヤー川の広い場所では割とスピードを出す船。
川の水もたまに顔にはねてきて、少々口にも入ったような…ドンマイです…
スピード感もあり、なかなかの迫力です。

小さな細い水路へ探検

スピードが緩くなったら、細い水路へ入っていきます。
なんだか川の色も「ジャングルクルーズ」っぽい。

なんだかワクワクしてきます。

そして、民家の玄関だったり、裏のバルコニーだったりと川の上に建っている家を
間近で見ることが出来ました。

なんだか「ベネチアへいる気分」です。
自宅に3人乗り程度の木の船があって、それに乗って出かけていく家族を見たり
建物の基礎が水で腐っている所を見たり…
腐って折れている木がそのままで、傾いたままの危ういベランダや
家屋を見たり…と、なかなか新鮮な驚きの連続です。

そうかと思えば、細い水路沿いにオシャレオープンカフェがあったりと
なんだか混然一体となった雰囲気がとても良かったです。

水上マーケット的な…

狭い水路で、向こうから同じようにチャーターした船ですれ違う
観光客らしき皆さん。

欧米の人が多かった気がしますが、お互いに船の上から
「おーい!!」と手を振り合って、めっちゃ笑顔の時間を過ごせます。

その時、すぅーっと近づく小さな船が…
例えると京都の保津川下りで船に近寄って、おでんやお土産を売る感じ。

やはりお土産品のセールスです。
どうしてもいらなかったので、お土産品は断りましたが
暑い、高温多湿のタイです。
飲み物を自分たちの分と、船を操縦してくれる人に購入。

買ってお会計を聞くと「450バーツ」・・・って、高すぎる・・・
飲み物3本で、なんで???とは思いましたが、水分補給で購入しました。
観光地価格にも程があるやろぉぉぉぉ!!!!と驚愕!!!!

でも、旅行初日ってそういうモノなのです。
換算にも慣れていないし、支払ってしまうモノなのです。

恐るべし 旅行ハイ!!!

値段を聞いてから買うべきでした・・・反省!!

旅行2日目からは、ひたすら換算して「高い!!」と感じたら買わない、乗らないに
なります。

まとめ

こんな感じで、なかなか高額な・・・ぼったくられている感じは否めないような
チャオプラヤー川クルーズのチャーター船探検でしたが
自分的には満足できました。

細い水路をグングン行って、なかなか見られない生活の後ろ側とか
普通の生活が見られました。

まぁ、もう少値段交渉したら安くなった気はしますが・・・

もし「マニアック チャオプラヤー川クルーズの水路探検」へいくかたは
値段交渉をお勧めします。

でもね、値段交渉さえしたら私はお勧めのクルーズでした。

【旅行ハイ】に気を付けながら、なかなか行けないツアーを体験するのも
また旅行の醍醐味です。

次回はバックパッカーの聖地として有名な「カオサンロード満喫」を
紹介よていです。

アツイぜ、バンコク!!!

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