こんにちは、移住@沖縄のまりです。
沖縄移住を検討して、実際に行動に移すことになると
まずは「どこに住む?」ですよね。

働き口も重要ですが、部屋が決まっていないと履歴書に
ホテルの名前を書くことになってしまいます。

私たちも「就職口を先に探すか、住む所か…」と悩みながら
先に部屋を探しました。

夫が不動産関係勤務なので、意見を聞きながら
今回は沖縄移住者の部屋探しについて書きますね。

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部屋探し、割と大変でした。
私の大変だった体験談なので、「こんなこともあるのね…」とご参考までに。

沖縄移住 部屋を探す

引っ越し前に「就職探し? 部屋探し?」とどちらが先かで考えました。
夫婦で考えた末に「就職先がどこになるかわからないから、部屋の場所を決めてから
部屋から近い場所で仕事を探そう。」という事にしました。

就職が決まるまでは、少しのんびりと沖縄探検したりしようね~と
のんきに構えていたのです。

夫が京都で賃貸不動産業に勤務していたこともあり、私も
「沖縄の不動産屋さんが、条件を言ったら探してくれるからすぐに決まる。」と
これまた暢気に構えていました。

沖縄県 どこに住む???

京都の職場の有給休暇消化中に【沖縄へ部屋探しの旅】へ行くことにします。
母親も「行ってみよっかなー。」と言うので、母親の客観的な意見も参考にしようと
母娘2人旅です。

京都でネットで検索して、予算、広さ、場所について概ねの検討をつけます。
沖縄の色々な市の場所もわからないままなので、この時初めて沖縄地図を購入しました。

なんといっても今まで、リゾート旅行客としてしか行ったことがない沖縄。
美ら海水族館の時に通った名護市、リゾートの恩納村や北谷町、那覇空港と
国際通りの那覇市くらいしか知りませんでした・・・

沖縄地図を夫と眺めながら、お洒落なアメリカンな雰囲気の北谷町には住みたいけど
仕事を探すのは大変かな・・・でも開発も進んでいるから、アリといえばアリかな。

那覇市中心部は、家賃わりと高いなぁ・・・しかも駐車場も高い。
・・・とすると、那覇市周辺の南風原町、豊見城市、浦添市か・・・
駐車場代が無料とか、3000円とかか…心惹かれる…

などと、京都で居酒屋を開店した沖縄出身の人に「その市の魅力」を
聞きまくってみたりしました。
(情報収集は大切ですが、郷土愛強めなので客観的に聞く方が良いです)

沖縄の不動産屋さんへ連絡

情報収集後、沖縄の不動産に連絡することに。
夫からの助言で「全国展開の大手の方が物件を多く持っている。」
いうことで、大手の不動産賃貸業へ連絡します。

約2週間前くらいに電話連絡をして、こちらの条件である予算、場所(この時点では南風原、豊見城)、
住みたい部屋のイメージ、引っ越し時期を伝え、
3月3~5日に物件探しの旅に、沖縄へ行くことを伝えます。
それまでにオススメ物件を探してもらい、案内をしてもらう事も約束します。
ついでにネットで探した気になる物件も伝え、その物件も見せてもらう事にしました。

ここまでは普通に不動産屋さんに依頼する手順で、私は特に不安も感じなかったのですが・・・
(私は実家が不動産業、夫も不動産業、一緒に行く母も不動産の宅建保持者なので
不動産関係には知識多めだと思います。)

物件案内開始

沖縄のホテルまで迎えに来て下さるとの事で、ありがたくロビーで待っていました。
時間に遅れることなく来て下さった不動産会社のKさん。

ちょっとオドオド気味で、名札には研修中と書かれています・・・大丈夫なのか。
研修中の社員一人で私たちを案内させるのか…不安。
たぶん、オドオドのKさんも関西弁で質問しまくり、意見をガンガンという私たち母娘が
とても怖かったのかもしれないな・・・と気を取り直して、物件へ案内してもらうことにします。

営業車に乗車して案内物件に移動します。
研修中なので、あまり詳しくない様子で物件に対しての説明もほとんどなかったです。

1軒目の南風原の物件に関しては、あまりにも古く、伝えていたイメージとかけ離れていたので
「ここの物件、なんで案内したん?オススメポイントを言ってみて。」と言うと
「那覇に比較的近い…」との事でしたが、少しイラッとはしました。

次の物件は、私がネットで調べて案内を依頼していた部屋でしたが
「ここは管理物件ではないので…」と、なんだか煮え切らない返答で・・・
「管理会社に電話して、まだ空いているか聞いてください。」と伝えると
電話して下さいましたが、まだ「管理じゃないので借りられるかどうか…」との返答。
「仲介業者を変えたら、借りれるん?」と聞いても、ちょっと上に確認しないことには…と。
「上司に電話して確認して下さい。」と言うも「今日はみんな出払っていて…」と。

大手不動産仲介でも、研修中社員には要注意

・・・と、こんな感じで要領を得ないので、会社に帰ったら入居希望の手続きを
上司に相談しながら進めてもらう事を依頼しました。

で、次の物件は?と聞くと、「今日はこれで終わりです。」とのこと。
私たちは伝えていた通り、5日の昼過ぎには京都へ帰るので時間がないと言っているのに…と
「え、これから私たちはどうするん??物件決まってないけど。」と聞くと

「明日は僕が休みで…14時まではいいです。」と
言うので、「ええよ、他の社員さんにお願いして下さい。」と他の社員さんが担当してくれるのを
祈りながら伝えると「いえ…みんな忙しくて。」との話。
そんなワケないやろ…とは思いながら、まぁ、明日も研修中Kさんと行くことになりました。

申込書の書き方を知らない担当者

次の日、Kさんの自家用車で迎えに来てもらい、物件案内へ行きます。
この日の物件は場所、部屋の雰囲気も良かったので、時間も14時までと言われていたので
即決しようとしたのですが、担当のKさんが申し込み用紙の書き方がわからないのです。

その物件の駐車場のブロック塀の所で、書かせようとするので
「一応、事務所へ行って書きましょうよ。」と、原則的に提案すると
「ちょっと事務所は今日は誰もいなくて・・・」と言葉を濁すので不信感マシマシです。

誰もいなくてもいいから、事務所へ行こうと言っても、なんだかオドオドなので
不信感しかなくなり、必要事項だけ記入しておいて「決まり次第連絡して下さい。」と
取りあえずは、物件案内終了です・・・

沖縄へ部屋を探す旅のハズが・・・こんなしょうもない事になるなんて。

ホテルに帰って、母親と「違う業者に明日の出発時間まで依頼するか??」と
再検討しました。
夫にも連絡して「頼りなさずぎる担当者」の事を話しましたが
「頼りない人に任せて面倒な事になるよりはもう、こっちでネットで自力で探そう。」
という現役不動産屋の力強いコトバに
この「部屋を探す旅」は、「母娘の沖縄物件巡り旅&沖縄飲み会の旅」と化したのでした。

超レア体験です…ちゃんと探せますよ。

想像通り、担当者のKさんからの連絡はなく、そのまま音信不通です。
現在は那覇市に住んでいるので、Kさんの働いているであろう大手不動産仲介会社の
前をよく通ります。

普通に「4年前に部屋を探して連絡する約束して、まだ連絡ないのですが・・・ありました??」と
聞きに行こうかな~とイジワルな感情が芽生えますが
もう関わりたくないので、スルーしています。

夫も同じ不動産業界で那覇市で働いているので、もしかすると会うかもね!!と言いながら
まだ会ったこともないようです。

お願いだから、頼りになる不動産業者になっていますように。

部屋探し

京都に戻って、ネットでサラリと申し込みして、物件を見ないままですが決めました。

沖縄は家賃踏み倒し、滞納が多いらしいです。
踏み倒したまま本州へ帰ると困るので、特に沖縄以外の
入居希望者は貯金額が200万円以上あるかのコピーを提出したり、保証人を2名立てたり
・・・と、書類のやり取りは面倒でしたが
ちゃんとした業者と担当者であれば、サラリと決まるので安心して下さいね。

確かに、いきなり沖縄へ引っ越してくる無職の夫婦2名なんて、不安すぎて貸す方も
慎重になりますよね。

でも、やはり現金というか貯金は ある一定はしておかないと借りられませんので
その点は要注意です。

ゲストハウスやウィークリーマンション、Airbnbを利用しても

安く宿泊できるゲストハウスやAirbnbを利用しながら、物件をゆっくりと探すのも
良いのではないでしょうか。

地元の不動産屋を回り、その場所がどんな感じなのかを知ってから借りるのも
安心できると思います。

そうしたらちゃんとした不動産担当者に案内してもらえますからね。

まとめ

沖縄移住の物件探しで必要なモノ。
それは
①現金
②現金がいきなり入ったのもではない事を証明できる、半年くらい前からの
預金通帳(今回は200万円で良かったです。)
誰かから200万円借りて、通帳をコピーしてからすぐに返金しているという手が
使われないように、ちゃんと自分のお金であると証明できないといけないのです。
③頼りになる不動産担当者

です。

そして、準備段階でこちらも
①ある程度、住みたい地域、金額、雰囲気を伝える
②自分でネットで検索しておいて「このサイトに載っていた、この物件」と
担当者に伝えておくと、もしその物件がなくなっていても担当者もイメージしやすく
物件案内の時に参考になるので、的外れな物件へ行かなくて済む。
部屋の賃貸の保証人になってくれるように、親や兄弟に依頼しておく
(日頃からの親子関係、兄弟間での信用がないとなってくれないので気を付けて下さいね。)

を、準備しておくとスムーズに行くと思います。

今回は、私の体験した超レアな頼りない不動産担当者に当ってしまった話でしたが
割と沖縄ではアルアルな話らしいです。
沖縄へ引っ越してから「こんな不動産担当者やってん!!!」と話すと「沖縄アルアル」と
沖縄の人に言われましたから・・・
「沖縄の洗礼を受けましたね・・・」と言われたときは、脱力しそうになりました・・・

皆さんも、担当者には気を付けながら 物件探しを楽しんでみて下さいね。

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