こんにちは。移住@沖縄のまりです。
2014年の4月に、京都のど真ん中から沖縄へ引っ越して来ました。

移住のきっかけは、「きれいな海がすぐに見れる所へ住もう。」という
思い立ちでの移住です。

情報収集もあまりしないままの、ゆるーい感じで「なんとかなるやんなー。」と
引っ越してきたので、「あらら・・・」と感じることも多くありました。

広告

自分の感じた「あらら・・・」をもとに
今回は「まず初めに心構えておく5つのこと」を書いていきますね

沖縄移住 夢と現実

海が大好きなので、沖縄へは旅行者としてよく来ていました。
海がメインなので、リゾートしたり、マリンスポーツしたり、潜ったりと
楽しい思い出ばかりの沖縄です。

なぜに移住

京都のど真ん中に住んでいたので、海へ行くには遠いのです。
しかも沖縄の海を見慣れていると、海の色が・・・となってしまいます。

そんな時、子どもたちの手も離れたので(2017年現在で、24歳、22歳、20歳)
元気やし、行ける時に、働く元気があるうちに行ってみようかな・・・と。

2012年に再婚した夫にも、結婚前から「3年後くらいには沖縄へ引っ越してみるから。」と
伝えていました。(夫は「はーい。そうなん。」的な、ゆるい返答でした。)

そして「あまり合わなかったら、また京都へ帰ってもいいし、他の南国の外国へ
行くのもアリやしなぁ。」と、ゆるいゆるい行動で決めた沖縄移住です。

心構え:1 あまりガチガチに気合いを入れない

今年で4年目に突入中の移住ですが、今でもロングステイ気分でいます。
「移住」と聞くと、一念発起で第二の人生!!!的な気合いを入れる方も多いと思いますが
気負い過ぎると【理想と現実】がかけ離れて、心折れてしまうことも多々あります。

旅行者としての滞在と、実際に沖縄で生活をしていくことは全然違います。

実際に就職したり生活したりすると、考え方の差や収入の壁など
やはり大きな問題にもなりかねないですから。

「一度住んでみて、自分に合わなかったらいつでも帰ろう。」という
そんな余裕を持った考えでいると良いと思います。

そう、ロングステイ気分で気楽に。

心構え:2 収入が驚くほど低くなることを理解しておく

京都での収入の約半分になりました。

夫は不動産賃貸業者営業(資格あり)、私は居宅ケアマネジャー(資格あり)で
京都で働いていました。
沖縄で同じ業種で働き始めたのですが、収入の低さにかなり凹みました。
賃金が安いのは理解してはいたのですが、実際に生活してみるとキツイです。

移住1年目は、以前住んでいた京都での税金がかかってきたので
かなりの負担となりましたよ。
1年目を乗り越えると、低い収入にたいしての税金になるので
「これだけの税金でいいのや~。」と、京都の時の税額と比較すると
沖縄での税金がとても安く感じてしまいます。(収入が低いので当たり前なのですが・・・)

一番の理想は、大手企業の転勤で「沖縄支店」へ転勤。的な感じが
経済的には絶対に安心です。
給料は本州基準で、住宅補助、扶養家族手当なども充実している感じで。

それか、観光客相手に商売を自分で行うか・・・です。
沖縄在住の人を対象だと安い金額になってしまうので、観光客相手の商売がお勧めです。
私も沖縄の法人でのケアマネジャーをしていましたが、2年目で退職して
自分で仕事を始めました。

沖縄の企業に就職して、今までの給料を維持することはかなり難しい事を
肝に銘じておきましょう。

心構え:3 湿気がスゴイ

一年を通して高温多湿の沖縄です。
旅行者として行っていた時期は、真夏のハイシーズンでした。
ハイシーズンでも「湿気、スゴイ・・・」とは感じていましたが
梅雨の時期の湿気は予想以上です。

5月の連休が終わった頃から6月の下旬までが
沖縄の梅雨時期です。

靴箱の靴が湿気取りを入れていても、油断すると緑のカビがビッシリと生息します。
クローゼットは一年中、サーキュレーターを回してカビ対策を行っています。
クローゼットのブランドものバッグの数々は、カビから逃れるために
エコバッグ状態で普段使いしてしまえます。

タイルや壁からは、湿気が噴出したと思われる水滴がビッシリ垂れてきたこともあり
「湿気、恐るべし」です。

とても高価なものや、カビが生えたら困るようなものを持ってくるときは
空調管理されている部屋やトランクルームへ置くか、あきらめるかが必要です。

心構え:4 いちいち送料が高い

移住してみると、京都に住んでいる家族や友人に誕生日プレゼント、お中元、
お歳暮などなど・・・と送るたびに「送料」がお財布にガツンと来ます。

ちょっとしたのもを送ろうと思っても、送料が1000円近くかかったりして
「プレゼントの値段と同じくらいやん!!」と、げんなりします。

色々と安い送料を検討したのですが、やはり送料は送料としてかかってきますね。

私は送料無料のAmazonプライムに入会して
贈り物はAmazonプライムから選び、送るようになりました。
また、自分用に購入する時もプライムからであれば無料で配達です。
音楽聴き放題、ビデオ見放題、写真も無制限で保管されるので
とても重宝しています。

移住されたかた、Amazonプライムを利用すると本州の家族や友人に
無料で贈り物が出来ますよ。

心構え:5 良くも悪くもムラ社会

よく「優しい。」「おおらか。」「オープンな人柄」だと言われていますよね。
旅行客として来ていた時は、そんな感じかな・・・と思っていましたが
実際に住んでみると「そんなことはないよ。」と思います。

旅行客の時は「お客さん」なので、営業スマイル、営業接客なので
当たり前といえば当たり前ですが。

高齢者のかたは「あぁ…やまとぅーんちゅね・・・」「どうせ、ないちゃーね。」
「うちなーんちゅじゃないからね。」
逆差別的な言動をガンガン言ってきますし、同年代でも
「ないちゃーが仕事が早いから、うちなーんちゅが仕事がなくなる。」と
普通に言います。

やはり住んでみないとわからないな・・・と感じたのは、この
ムラ社会的な発言や発想でしたね。

まぁ、沖縄の人同士、家族同士の繋がりが強いのね。と良いように
感じて、割り切っておかないと、長く住もうと思うと
色々と腹立たしい事も多くなると思います。

なんだか…モヤモヤするな…と感じても、受け流す。
受け流す気持ちでいないと、イライラして「やはり無理。」と
帰ってしまう要因にもなりそうですね。

一緒に仕事をしていくうちに、またお互いを理解していくうちに
解決していくことだと思うので、あまり言われたことに対して
拘り続けない方が、気持ちが楽だと思います。

私も就職先で「内地から来たケアマネだから、クールに割り切って
仕事もあっさりとして、本当に一生懸命に利用者の事を考えないのかな・・・と
思っていたよ。内地の人ってだいだいそうさ・・・」言われて、かなりショックでしたが。
沖縄の人からの「内地」の人のイメージは「冷たい」「クール」「割り切っている」という
感じなのだなぁと再認識しました。

イメージにショックを受けて、凹んでばかりもいられません。
沖縄から出たこともないかたも多いので、まぁ、それもしょうがないかな・・・とは思いますが
それにしても「内地」のイメージは冷たいのですね。
きちんと仕事をしていると、そのうち相手も理解してくれると思います。

冷たい人のイメージの「内地」ですが、きっと沖縄から都会へ来た人には
優しく接しているのになぁ~。と、ちょいと心の中では思います。
優しいのですよ「内地」の人々は(^^)

沖縄では本州のことを「内地」と言います。
「内地」という言葉は、私にはかなり違和感があるのですが、沖縄ではアナウンサーも
普通に使用しているコトバです。
なんとなく違和感が残るので、私は「〇〇県」とか「本州」とは言っています。

まとめ

こんな感じで、移住を考えたらまず初めにする心構え5つをあげました。
もっともっと詳しく、細かく分けると沢山あるのですが
それは追い追い紹介して行きますね。

まずは、気負い過ぎる事なく「いつでも止めて帰るよー。」と
そんな気持ちでいることが、期待し過ぎて精神を病んでしまうことがない
第一歩です。

実は私もまだまだロングステイ気分で、沖縄へ住んでいる途中ですから。

広告
Pocket